【第44回大阪国際女子マラソン 2025】完走!レースレポ

2025年1月26日

第44回大阪国際女子マラソンの当日を迎えました。
目覚まし時計よりも早めに起床。やはりよく眠れず、、、とりあえずシャワーを浴び、準備開始。

朝食

6:00-7:00の間に準備をしながら朝食を食べました。
・赤飯2パック
・喜八洲総本舗のみたらし団子1本
・スープ

(すあまは結局食べなかった)

たっぷり残ってしまったみたらしの餡を赤飯と共に食べたら禁断の美味しさでしたw

朝食を食べ終えて、気持ちが落ち着かないため、早めに会場へ向かいました。

会場到着~スタート整列

まずは、「全選手顔写真看板」へ。

なんとも恥ずかしいですが、でもここの一人として自分が居ることが嬉しい。

8:40から、スペシャルドリンク受付へ。
全部で8本預けられますが、私は6本用意して預けました。
ここでは特に詳細なチェック等は無く、テーブルに置いただけで完了。

スペシャルドリンクを預け、その後2次点呼、ユニフォームチェックを済ませます。

ユニフォームチェックでは、以下のことを確認されます。

・ウェアの前面にチップ付きアスリートビブスが付いていること
・ウェア背面にアスリートビブスが付いていること
・アップ時のトレーニングウェアやコート、持ち込みバッグにアスリートビブスが付いていること
・出走ウェア(上下ウェア・アームスリーブ等)のロゴが規定サイズ以内であるか

私の今回のウェアですが、背面のロゴが規定サイズより大きく、アスリートビブスで一部を隠すよう言われてOKでした。

ユニフォーム規定

更衣室へ移動。
ナンバー毎に場所が決められているので、そこへ荷物を置いて待機します。
それほど広い空間ではありませんが、荷物置き場所の他、洗面台、トイレがあるので快適です。

一旦荷物を置き、時間を持て余してしまい、会場内・外をウロウロ…
inゼリー・inバープロテインを配布していたので、ありがたくいただきました。

ウロウロしながら、フォロワーさんたちにお会いして話をしたり。

11:00頃更衣室に戻り、カステラ2切れ食べながら、ウェアを着替え、準備します。
競技場でアップ。1kmほどJOGをしてから、200mレースペースで走って終了。
11:30頃、カツサプ、カフェインジェルを補給。
その後、競技場の真ん中の芝エリアで最終点呼を整列

12:00頃まで、上着を着て待機できるのがありがたい!
整列の並びのまま、トラックへ移動。
いよいよスタートのときを迎えます。

レースレポ

12:15 号砲
独特な緊張感の中、スタートします。
まずは競技場を2周とちょっと走り、長居公園へ。
最初はめちゃくちゃ混雑しているので、流れに逆らわずそのまま進みます。
今回は「できるだけ人の後ろに着いて楽に走ろう作戦」!
ということで、良い感じの集団に着いていましたが、ペースが速い。
あれ、これってサブ3くらいの集団かも、、、と思い、ペースを落としたいのに関門時間の恐怖感からなかなか落とせず。

5km 21:30
4:17-06-11-08-12

無事5km関門通過。
沿道からの応援、大阪ハーフマラソンでスライドするランナーからの応援を受けながら走ります。

10km 42:50 (21:20)
4:11-09-10-14-19

このコースは、直線部分が多く、とても走りやすいのですが、今回はその直線がとても長く感じます。
きっと前方に見えるヘリコプターのあたりが大阪城なのかな?あの場所を目指そう、と思いながら走る。

15km 1:05:03 (22:13)
4:23-23-24-24-21

大阪城公園付近に到達。応援も多くなります。
ようやく設定ペースに安定してきたので、そのまま、そのまま、、、

20km 1:27:24 (22:21)
4:27-24-24-23-24

中間点 1:32:31

中間点 1:32:31賑やかだった大阪城公園からまた離れ、ビル街を走ります。
このあたりから、日陰で風、寒さを感じたり、アップダウンも気になり始めます。
大阪城公園から離れるにつれ応援も減ってしまい、ランナーも少なく、孤独、、、

そんな中でも、フォロワーさんが場所を替え何度も応援してくださってムネアツ。
「しのびー」って大きく書いた紙を掲げて応援してくださったフォロワーさん、ほんと嬉しかった!!!
全然しらない人からも「しのぶさん、ファイト!」って声かけて貰えたのも励みになりました。

25km 1:50:05 (22:41)
4:25-34-20-29-27

2回目の大阪城公園までがものすごく長く感じる。
思い返すと、集中力が切れていたのかも。
また賑やかな大阪城公園内を走るも、全然余裕無し。

30km 2:13:18 (23:13)
4:33-36-38-32-35

30km関門通過時「関門あと2分」というアナウンスが聞こえる。
え、このままでは次の関門間に合わないかも、と絶望感。
やっぱり今の走力では無理だったのかな、とか、ちゃんとゴールしたいから諦めたくない!という天使と悪魔が現れます。

手袋をして走りましたが、だんだん手のむくみを感じ窮屈になってきたので、手袋を外す。

35km 2:36:30 (23:12)
4:24-31-38-34-36

とにかく38kmの最終関門を目指して必死。無になって走る。
35km~38kmの間がめちゃくちゃ長かった。
あと3km、2km、1km、、、
無事38km関門通過。
これでどんなに遅くなってもゴールできる。
並走していたランナーさんから「これが最後の関門ですか?」と声を掛けられ、お互いに安堵。

更衣室でご一緒した愛媛ランナーさんと、エールを交わし前後しながらゴールを目指す。

40km 3:01:07 (24:37)
4:37-39-42-5:00-02

もう38km関門通過してしまったら、全てが終了、、、脚も攣り始める。
それでも1秒でも速くゴールしたい!と思い頑張っているけれど、ペースは上がらず。
41kmあたりで応援していたラン友さんたちに、お待たせして申し訳ない、、と思いながら長居公園に入ります。

ああ、今年もこの場所を走れて良かった。
競技場に入ってからは、気持ち良く走ることができて、無事FINISH。

FINISH 3:12:15
5:05-03


結果

3:12:15 (3rd best)
305位

FINISH後、完走タオル、水、スポドリ、inゼリーを受取り、その後足攣り祭りw
階段を降りて、更衣室へ。
ここの導線がすごく良い。

補給

朝食(6:00-7:00頃)
・赤飯2パック
・団子1本
・スープ

スタート前
・会場到着後、レッドブル1本
・セブンイレブンのカステラ2切
・11:30頃カツサプ、MEDALISTカフェイン200、経口補水液ゼリー3口くらい

レース中
10km 経口補水液ゼリー
15km アミノバイタル
20km スペシャルドリンク(パラチノース/水300mlに一袋、2口くらい摂取)
25km KODA(カフェイン入り)+スペシャルドリンク(パラチノース/水300mlに一袋、2口くらい摂取)
30km スペシャルドリンク(パラチノース/水300mlに一袋、2口くらい摂取)
33kmくらい? ANDO
35km スペシャルドリンク(パラチノース/水300mlに一袋、2口くらい摂取)
40km スペシャルドリンク(パラチノース/水300mlに一袋、2口くらい摂取)

スタート前、少しお腹が空いているかも?という感じ。
もう少し補給しておいても良かった(カステラをもう1切れとか、すあまとか)

今回、手袋をしていたせい?なのか、ポケットに入れておいたジェルを取り出すのに手間がかかってしまいロスがあった。
後半、集中力切れだったこともあり、予定していたジェル補給を怠ってしまった。
後半だからこそしっかり摂取しなければいけなかった。
今回初めて摂取した「ANDO」は、摂取しやすく、美味しかったのでこれは今後も入れていきたい。

スペシャルドリンクに関しては、20~40kmの間、5kmごと。6本置きました。
内容は全て同じで、水300mlとパラチノース1袋。
もちろん全部は飲めないので、各2口くらいだけ摂取。
せっかく初めてスペシャルを置いたんだから、全部取るぞ!と意気込んでいて、しっかり全部取ることはできた。
でも結局それがロスになった感も否めない。
走っている間、寒さを感じでいたし、それほど汗もかいていなかったから、それほど水分は必要なかったのでは?

次に向けての覚書は
・いつも通り、25か30kmまでは、経口補水ゼリーを持って、5km毎ちゃんと摂取する(気持ちの切り替え含め)
・ちゃんと予定した通りにジェルを摂取する
・またスペシャルを置けるようなら、30~40kmに置く。パラチノースは飲みやすくて良かったけれど、味がほとんど無いので、スポドリにプラスして、気分を切り替えたい。

スペシャルドリンクは、100円ショップ・セリアで購入したオイルボトル。
大きさも、飲みやすさも、とても良かった。
目立つような飾りは付けなかったけど、わかりやすいように、赤のテープを巻き付けた。
ラベルにも、太マジックでちゃんとナンバーを書き入れた。
私のタイムだと、ほとんどのランナーが通過した後だったので、テーブルに数本しか残っておらず、見つけやすかった。
スタッフの方が、ナンバーを見て、わかりやすいところに置いてくださったのも良かった。
これは後半ランナーの特権かも。

給水の詳細に関しては、前年の記事の通り。
1点だけ違ったのは、「スペシャルドリンク申告書」(一覧)の提出が不要だったこと。

ウェア

◎ヘアバンド
◎SMITHサングラス
◎UNDER ARMOUR アクティブブラ
◎JINGER タンクトップ
◎Phiten腰ベルト
◎THE NORTH FACE エンデュリスレーシングショーツ(6ポケット付き)
◎TABIO 5本指ソックス
◎NIKE ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%2
◎手袋

◎Phitenパワーテープ(鎖骨、膝まわり)
◎New-HALE ニーダッシュ(左ハムストリングス)

当日の気温は、スタート時点で15℃くらいあって日差しもあって暖かかった。
普段寒い中で練習しているから、きっと暑くなるだろうと思って、用意しておいたアームカバーは無し。
結果的に、走っている間、ビル街で日が当たらず、風が強め。
とにかく寒かった。後半の動きの悪さは、寒さのせいもあったと思う。
なんなら長袖でも良かったくらい。
きっとそんなに汗をかいていないから、珍しくスポブラの擦れも無し。
手袋をしていたけれど、後半手のむくみが気になり外した。
時計も窮屈に感じた。

反省と改善

2024年の練習や結果がイマイチだったことから、エントリーするのも躊躇していた。
それでもエントリー前から、大阪国際に向けた練習を開始し、なんとか調子も戻ってきた。
それから、現在の持ちタイムがこれで失効してしまうので、やっぱり走りたい!と思い12月に出走することを決意し、ひたすら練習に取り組んだ。
それなりに練習は積めてきたので、行ける!という気持ちの余裕がダメだったのかな
当日に甘えが出てしまったのだと思う。
・直前のストレッチやドリルを怠っていた
・序盤のペース設定を守れなかった
・ジェルの補給を予定通り摂らなかった

当日に向けてやったこと
→11月上旬から12月いっぱいまで、ほぼ毎週180分走をして持久力UP
→スピード練習は苦手なので、ビルドアップ走を取り入れて、最終ペースを上げるようにした
→腹筋、背中のトレーニングをした(腹筋は継続したい、背中トレーニングはあまり効果を感じていないので、肩甲骨に特化したトレーニングに変更したい)
→クリスマス・年末年始の禁酒(約1ヶ月半)
→ピッチを上げるトレーニングとして、メトロノームを活用(180spm)
→睡眠時間の確保

今回の結果を受けて、改善したいこと
→走る前のアップやドリルを徹底する(ルーティン化する)
→腹筋、肩甲骨トレーニングに加えて、マウンテンクライマー、スクワット、階段トレも入れる
→メトロノーム活用の継続
→減量、減体脂肪(まずは「あすけん」を毎日記録するところから…)

感謝

とにもかくにも、無事に大阪国際女子マラソンを完走することができて本当に嬉しい。
出走、完走するにあたり、お世話になった皆様には感謝です。
一緒に練習していただいた皆さま、現地やSNSで応援してくださった皆さま、同じレースで同じ緊張感を共有したランナーさん
そして、冬の練習をしっかり確保するために協力してもらえた職場の環境。
本当にありがとうございました。

今のところ来年の大阪国際は出走できるか分からないけれど、また大阪の街を走りたい。関西のみんなに会いたい。だから頑張る。